両学長は資格マニアにならないよう警告している。簿記3級、FP3級までは推奨しているが、それ以上は必要ないという考えだ。資格より稼ぐ力、実践しなさいということだ。
頭ではよくわかる。
しかし気づけば、資格を取り続けていた。
簿記2級は前職在職中に取得していた。そのベースがあった上で、無職期間にFP3級、FP2級、また訓練期間中にCADの資格を取得した。
前回の転職活動時にも、学長のライブやお金の大学を読んでいた。当時から目に見える資格より実務で活かせるかが大事という考えを持っていた。FPや簿記、ITパスポートの勉強はしていたが、資格を取ろうとは思っていなかった。
今回は少し違った。無職期間が続く中で、何か形に残るものを作っておきたいという気持ちが湧いてきた。それが資格取得につながっていった。
FP2級については、3級取得後に自然と目指すようになった。簿記2級を持っているから、バランスもあったかもしれない。(笑)学長の教えを、そのときは忘れていた。(笑)
CAD資格は訓練校で任意の取得だった。それでも取りに行ったのは、転職活動へのアピールと訓練に役立つという判断からだ。
学長の言う通り、資格より稼ぐ力が大切なのはわかっている。しかし自己肯定感が低い自分には、努力した証を形にしておく必要があった。自分自身への証明でもあり、面接での証明でもある。50歳からの再就職という現実の中で、見える形の実績が必要だと感じていた。
学長の教えは頭ではわかる。でも自分の現実がそうさせた。それが正直なところだ。
筆者:みねと|遠回りした50歳の「仕事」と「お金」

