過敏性腸症候群(ガス型)と30年間、付き合ってきた【後編】

日常・くらし

前編では、30年以上続くガス型の過敏性腸症候群について書いた。

後編は、日常生活や仕事への影響について書く。

食事の場が苦手だ。

食事をすると腸の蠕動が活発になり、食後は必ずトイレに行く必要がある。そこでガス抜きも必要になる。これが毎日の現実だ。

一番つらいのは、人と一緒に食事をする場面だ。

飲み会はまだいい。酔っていれば周りも気にしないし、トイレに立つことへのハードルも下がる。

一番困るのは、異性との食事だった。友達ほど気が知れているわけでもなく、かといって全くの他人でもない距離感の人との会食。ほとんど楽しめた記憶がない。ストレスと苦痛の時間だった。

職場でのランチも同じだ。同僚と食べた後、必ずトイレに行く。そのことを気にしながら食べる食事は、楽しいとは言えない。

誰もが気にせずトイレに行ける環境をうらやましいと思う。

在宅ワークへの憧れもそこにある。自宅なら誰にも気兼ねせずトイレに行ける。ただ、今の自分にはそれができるスキルがない。考えては諦めるを繰り返してきた。

トイレ環境は職場選びの条件にもなっている。選択肢を狭めているとわかっていても、外せない条件だ。

30年間、これが自分の日常だ。

なぜこれを書いたのか。

誰もが人には言えない悩みを抱えながら生きている。私の場合はこれだった。

同じ悩みを持つ人がどれだけいるのか知りたかった。そして、別の悩みを抱えながら仕事に苦しんでいる人にも、何か届けばと思っている。

もしこの記事を読んで「自分も同じだ」と感じた人がいれば、それだけで十分だ。


筆者:みねと|遠回りした50歳の「仕事」と「お金」

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