見た目のことで、心無い言葉を受けたことがある人はいるだろうか。
私の場合は痩せすぎだ。身長176cm、体重50kgだ。過敏性腸症候群と同じくらい、長く悩んできた。思春期の頃から今に至るまで、ずっとそこにある。
一番つらかったのは他人からの言葉だ。「ほそっ!」と外出中にあからさまに言われたことは数えきれない。そのたびに落ち込んだ。早く気持ちを切り替えたいのに、なかなかできなかった。
日常生活への影響もある。自然と体を隠す服装を探してしまう。サイズが合う服やズボンが見つかりにくい。これがかなりのストレスだ。
夏は特につらい。半袖やTシャツになるのが嫌だった。今もそうだ。暑くても気軽に半袖になれない。毎年夏が来るたびに、このストレスがある。
海やプールで泳いだことも、何年もない。小学生のとき、自由形で町内1位になったことがある。水泳は得意なのだ。しかし体を人前にさらすことができない。それだけの理由で、泳ぎに行けない。
体重増加に本気で取り組んだ時期があった。プロテインを飲み、食事を意識し、筋トレも続けた。何年か取り組んだ。過敏性腸症候群の影響でおなかを下すことが慢性的だった。それでも続けた。一時的に体重は増えた。しかし体というより顔に脂肪がついた印象で、体を大きくするという効果は得られなかった。
解消されたわけではない。ずっと悩み続けている。ただ、20代・30代の頃ほど追い詰められなくなった。それだけだ。
太りすぎでも痩せすぎでも、見た目のことで心無い言葉を受けて傷つく経験は同じだと思っている。そのストレスは、経験した人にしかわからない。
筆者:みねと|遠回りした50歳の「仕事」と「お金」

